身元保証サービスの費用、保険でまかなえる?葬儀保険・生命保険との組み合わせ方

身元保証サービスを利用するには、まとまった費用がかかることをご存じでしょうか。
入会金や預託金などをあわせると、数十万円から100万円以上になるケースも少なくありません。
「今すぐそれだけの金額を用意するのは難しい」と感じている方に向けて、この記事では生命保険や葬儀保険を使って費用を準備する方法をご紹介します。保険の仕組みから注意点まで、順を追ってわかりやすくお伝えします。

目次

身元保証サービスの費用は、なぜまとまった負担に感じられるのか

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身元保証サービスを検討し始めると、多くの方がまず驚かれるのが費用の大きさです。
入会金だけであれば数万円程度で済むこともありますが、預託金や生活支援・事後事務にかかる費用まで含めると、総額で50万円から150万円程度になることが一般的とされています。
これは、家族や親族に頼めば本来は発生しない費用であるため、「保証人代わりを頼むだけでこんなにかかるのか」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。まずは、なぜこれほどの金額が必要になるのか、その内訳から見ていきましょう。

初期費用・預託金・月額費用の内訳をおさらい

身元保証サービスの費用は、大きく分けて「初期費用(入会金)」「預託金」「月額費用」「オプション費用」の4つで構成されていることがほとんどです。
初期費用は契約時に一度だけ支払うもので、相場は数万円から十数万円程度です。
預託金は、入院や施設入居の際に事業者が施設側へ支払う費用や、ご逝去後の手続きにかかる実費をあらかじめ預けておくお金で、相場は20万円から60万円前後、事業者によっては100万円を超えることもあります。
月額費用は見守りや生活支援などの継続的なサービスに対して発生し、月々数千円から1万円程度が目安です。
このように費用が複数の項目に分かれているため、総額を把握しにくいという声もよく聞かれます。まとまったお金が必要になる場面は主に契約時の初期費用と預託金であり、この部分をどう準備するかが、多くの方にとって最初の関門となります。

100万円前後の資金をどう準備するかという新たな課題

費用の内訳がわかると、次に直面するのが「そのお金をどう用意するか」という現実的な問題です。
年金を主な収入源としている方にとって、契約時に50万円から100万円程度をまとめて支払うのは決して簡単なことではありません。
貯蓄を取り崩すという選択肢もありますが、その後の生活費や医療費、介護費用への備えを考えると、預貯金をできるだけ手元に残しておきたいと考える方も多いでしょう。
また、預貯金だけに頼っていると、急な出費が重なった際に資金計画が崩れてしまうリスクもあります。
こうした背景から、「一括で大きな金額を用意する」以外の方法として、保険を活用した準備の仕方に関心を持つ方が増えてきています。

保険活用という選択肢が注目される背景

近年、身元保証サービスや事後事務じごじむの費用を、生命保険や葬儀保険でまかなうという考え方が少しずつ広まっています。
その背景には、おひとりさまや子どものいないご夫婦など、頼れる家族が身近にいない世帯が増えていることに加え、まとまった現金を用意するよりも月々の保険料でこつこつ備えるほうが、生活への負担が少ないと感じる方が多いという事情があります。
子どものいない夫婦こそ身元保証サービスが必要な理由|おひとりさまとの違いでも触れているとおり、身元保証サービスを必要とする世帯の形は多様化しており、それぞれの家計事情に合った資金準備の方法を選べることが安心につながります。次の章から、具体的な保険活用の仕組みを見ていきましょう。

生命保険金を身元保証・事後事務の費用にあてる仕組み

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生命保険を活用するといっても、保険金がそのまま自動的に身元保証会社へ支払われるわけではありません。
生命保険の契約には「契約者」「被保険者」「受取人」という3つの立場が存在し、この関係性を理解しておくことが、保険を正しく活用するための第一歩になります。
ここでは、生命保険金を身元保証や事後事務の費用に充てるための基本的な仕組みについてご説明します。

生命保険の契約者・被保険者・受取人の関係を理解する

生命保険には、保険料を支払う「契約者」、保険がかけられる対象である「被保険者」、そして実際に保険金を受け取る「受取人」という3者が登場します。
身元保証サービスの費用に備える場合、多くの方はご自身が契約者と被保険者を兼ねる形で契約します。
問題となるのは受取人の指定です。ご本人にもしものことがあった際、保険金を受け取るのは契約時に指定された受取人であり、身元保証会社やその関係者を直接指定できるとは限りません。
そのため、「誰が保険金を受け取り、どのようにして身元保証会社への支払いにつなげるか」という設計が、保険活用の要となります。

生命保険金を身元保証費用の支払いに充てる流れ

一般的な流れとしては、まずご本人が生命保険に加入し、保険料を毎月または毎年支払います。
そして、ご本人にもしものことがあった場合、指定された受取人が保険会社に請求を行い、保険金を受け取ります。
その保険金の中から、身元保証会社への未払い費用や事後事務にかかった実費を精算するという形が基本になります。
このとき重要なのは、受取人が身元保証会社に直接支払う義務を負うわけではないという点です。
そのため、受取人となる方があらかじめ身元保証会社との関係や支払いの意向を理解しておくことや、後述する遺言による受取人変更などの工夫を組み合わせることが、スムーズな費用精算につながります。

保険金なら大きな預託金を用意しなくてよい理由

生命保険を活用する最大の利点は、契約時にまとまった預託金を用意する必要がなくなる点にあります。
預託金方式では、契約と同時に数十万円から100万円程度の資金を一括で預ける必要がありますが、生命保険であれば月々の保険料を支払っていくだけで、将来必要になる金額に備えることができます。
たとえば、月々数千円から1万円程度の保険料であれば、年金収入の中からでも無理なく準備できるという方も多いでしょう。
一括で大きな金額を動かす必要がないため、日々の生活費や医療費に影響を与えにくいことも安心材料の一つといえます。ただし、保険加入には年齢や健康状態による制限もあるため、次の章で解説する注意点もあわせて確認しておくことが大切です。

受取人指定の壁と、遺言を使った解決方法

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生命保険を活用するうえで、多くの方がつまずくのが「受取人をどう指定するか」という問題です。
一般的な生命保険では、受取人になれる範囲が保険会社の約款によって定められており、誰でも自由に指定できるわけではありません。
ここでは、この受取人指定の壁と、それを乗り越えるための遺言の活用方法についてご説明します。

生命保険の受取人は原則、配偶者と2親等以内の血族に限られる

多くの保険会社では、死亡保険金の受取人として指定できる範囲を「配偶者および2親等以内の血族」としています。
2親等とは、祖父母、父母、兄弟姉妹、子、孫などを指し、身元保証会社のような事業者や、血縁関係のない専門家を直接受取人として指定することは、原則として認められていません。
おひとりさまや、頼れるご家族が近くにいない方にとっては、この点が大きなハードルとなります。
「保険には入りたいが、そもそも受取人にできる人がいない」という状況に直面する方も少なくありません。この課題を解決する方法の一つが、次にご紹介する遺言の活用です。

遺言による受取人変更という方法

保険法という法律では、「保険金受取人の変更は、遺言によってもすることができる」と定められています。
この仕組みを利用すると、まず契約時には保険会社の規定に従って親族(子や兄弟姉妹など)を受取人に指定しておき、その後、公正証書遺言こうせいしょうしょゆいごん(公証役場で作成する、証拠力の高い遺言書)を作成して、「この生命保険の受取人を、事後事務を依頼する専門家や事業者に変更する」と明記しておくという方法があります。
こうすることで、実質的に身元保証会社や専門家に費用を届けられる仕組みを作ることができます。
ただし、遺言による受取人変更は保険会社にとって通常の手続きとは異なるため、事前に保険会社へ取り扱いの可否を確認しておくことが欠かせません。

手続きの流れと知っておきたいタイムラグ

遺言による受取人変更を行う場合、ご本人にもしものことがあった後、遺言の内容にもとづいて保険会社への請求手続きが行われます。
このとき注意したいのが、通常の受取人変更に比べて審査や確認に時間がかかりやすいという点です。
遺言による変更はイレギュラーな手続きとして扱われることが多く、保険金が実際に支払われるまでに数か月を要する場合もあります。
身元保証会社への支払いや葬儀費用など、早急な支払いが必要な場面では、このタイムラグが負担になることもあるため、預託金や現金など、すぐに使える資金もあわせて準備しておくと安心です。
身元保証サービスが倒産したら?預託金は守られるのか徹底解説もあわせてご覧いただくと、預託金の役割や安全性についての理解が深まります。

より確実に管理したいなら生命保険信託という選択肢

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受取人指定の壁や支払いまでのタイムラグに不安を感じる方には、「生命保険信託」という仕組みも選択肢の一つになります。
これは、生命保険金を受け取る権利をあらかじめ信託会社に託しておき、ご本人にもしものことがあった際に、信託会社が保険金を受け取って管理・支払いを行うという制度です。
専門機関が間に入ることで、受取人指定の課題をより確実に解決できる点が特徴です。

生命保険信託の仕組みと特徴

生命保険信託とは、生命保険の保険金請求権を信託銀行などの信託会社に移しておき、ご本人にもしものことがあった際に、信託会社が保険会社から保険金を受け取ったうえで、あらかじめ指定した使い道にもとづいて支払いを行う仕組みです。
「事後事務の受任者に〇〇万円を支払う」「残った分は特定の方に渡す」といったように、お金の使い道を細かく指定できることが大きな特徴です。
専門家である信託会社が間に入るため、遺言による受取人変更のように保険会社ごとの個別対応に左右されにくく、より確実性の高い方法として注目されています。

身元保証会社への支払いまでの流れ

生命保険信託を利用する場合、まず信託会社と生命保険信託契約を結び、あわせて身元保証会社などの事業者と事後事務委任契約を締結します。
ご本人にもしものことがあった後は、ご遺族などが信託会社に必要書類を提出し、信託会社が保険会社に保険金を請求します。
保険金が信託会社に支払われると、信託会社は身元保証会社などから請求される費用の内容を確認したうえで、所定の信託報酬を差し引いて支払いを行います。
このように専門機関が間に入って手続きを進めてくれるため、ご遺族の負担が軽くなるという利点もあります。
一方で、信託財産が交付されるまでには相応の時間がかかることや、保険金の額によっては交付できる財産が想定より少なくなる可能性がある点にも留意しておきましょう。

信託報酬などコスト面で押さえておきたいこと

生命保険信託を利用する場合、契約時や継続的な管理にあたって信託報酬という費用が別途発生します。
金額は信託会社や契約内容によって異なりますが、確実性の高さと引き換えに一定のコストがかかる点は理解しておく必要があります。
また、生命保険信託の契約には信託会社による審査があり、審査の結果によっては契約できない場合もあります。
費用の確実性を重視するか、コストを抑えることを優先するかによって、生命保険信託が適しているかどうかは変わってきます。
身元保証サービスと任意後見の違いと使い分け|一生涯の安心を二段構えで備える方法で紹介しているように、複数の制度を組み合わせて備えることも、安心のための一つの考え方です。

葬儀保険(少額短期保険)を組み合わせる方法

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生命保険とあわせて検討したいのが、「葬儀保険」と呼ばれる保険です。
葬儀保険は少額短期保険しょうがくたんきほけん(保険金額が少額で保険期間が短い、比較的加入しやすい保険)の一種で、高齢の方でも加入しやすいことから、近年注目を集めています。
ここでは、葬儀保険の特徴と、身元保証サービスの費用への活用方法についてご紹介します。

葬儀保険とはどのような保険か

葬儀保険は、葬儀費用など、ご逝去後に必要となる費用に備えるための少額短期保険です。
一般的な生命保険に比べて保険金額が数十万円から300万円程度と小さめに設定されていることが多く、その分、保険料も抑えられている傾向にあります。
また、健康状態の告知項目が簡易的な商品が多く、持病がある方や高齢の方でも加入しやすい点が特徴です。
保険期間は1年ごとに更新するタイプが一般的で、契約の途中で保障内容を見直しやすいことも、ライフスタイルの変化が多い高齢期の備えとして適しているといえるでしょう。

身元保証サービスの費用に葬儀保険を活用する考え方

葬儀保険は本来、葬儀費用に備える目的の保険ですが、受け取った保険金の使い道に法律上の制限があるわけではないため、身元保証サービスの費用や事後事務にかかる実費の一部に充てることも可能です。
たとえば、生命保険で事後事務全体の費用に備えつつ、葬儀保険で葬儀・納骨にかかる費用を別枠で確保しておくといったように、複数の保険を組み合わせて役割分担をする考え方もあります。
このように目的ごとに保険を分けておくことで、それぞれの費用がどこから支払われるのかが明確になり、ご家族や受任者にとってもわかりやすい資金計画になります。

葬儀保険を選ぶときに確認しておきたいポイント

葬儀保険を選ぶ際には、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
まず、保険金の受取人に誰を指定できるかは商品によって異なるため、生命保険と同様に受取人の範囲を事前に確認しておく必要があります。
また、更新型の保険は年齢が上がるにつれて保険料が上昇する場合があるため、長期的な支払い総額も含めて検討することが大切です。
さらに、保険会社によっては解約返戻金がない、またはごくわずかしかない商品もあるため、途中で解約する可能性がある場合は、その点もあわせて確認しておくと安心です。

保険を活用するメリットと、知っておきたい注意点

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ここまで見てきたように、生命保険や葬儀保険を活用することで、身元保証サービスの費用準備の選択肢が広がります。
一方で、保険にはメリットだけでなく、あらかじめ理解しておくべき注意点も存在します。
両方をしっかり押さえたうえで、ご自身に合った方法を選んでいきましょう。

メリットはまとまった資金を用意しなくてよいこと

保険を活用する最大のメリットは、契約時にまとまった大金を用意する必要がなく、月々の保険料という形で無理なく準備を進められる点です。
また、預託金の場合は事業者にお金を預けている間の管理リスクが気になるという声もありますが、保険であれば保険会社という第三者が資金を管理するため、心理的な負担が軽くなるという利点もあります。
必要になった際には、指定した受取人や信託会社を通じて、比較的迅速に資金を確保できることも、保険活用ならではの安心材料といえるでしょう。

注意点は保険加入の審査や税金の扱い

一方で、保険への加入には年齢や健康状態による審査があり、持病をお持ちの方や高齢の方の場合、希望する保障内容で加入できないことや、保険料が割高になることもあります。
また、受け取った保険金には税金がかかる場合があります。
契約者と受取人が異なる場合には相続税そうぞくぜい(財産を受け継いだ際にかかる税金)の対象となることが一般的ですが、契約者・被保険者・受取人の関係によっては贈与税や所得税が課される場合もあるため、事前に税理士など専門家へ相談しておくと安心です。
保険は万能な解決策ではなく、あくまで資金準備の方法の一つとして、他の方法とあわせて検討する姿勢が大切です。

保険金が支払われるまでのタイムラグへの備え

すでに触れたとおり、遺言による受取人変更を伴う場合、保険金の支払いには通常より時間がかかることがあります。
葬儀費用や当面の生活費など、ご逝去後すぐに必要となる支払いに保険金だけで対応しようとすると、資金が間に合わない可能性も考えられます。
そのため、保険を主な備えとしつつも、少額の預託金や現金を並行して準備しておくなど、複数の方法を組み合わせておくことが、実際の場面での安心につながります。

預託金方式・遺産清算方式との比較で見えてくること

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保険の活用について理解したところで、あらためて他の支払い方法と比較してみましょう。
身元保証や事後事務の費用を準備する方法には、保険以外にも「預託金方式」「遺産清算方式」といった選択肢があります。
それぞれの特徴を知ることで、ご自身に合った組み合わせが見えてきます。

預託金方式の特徴と保険活用との違い

預託金方式は、契約時にあらかじめ必要な費用を身元保証会社に預けておく方法で、最もオーソドックスな支払い方法です。
すでに費用を預けているため、いざというときに手続きがスムーズに進みやすいという利点がありますが、契約時にまとまった資金が必要になる点は、保険活用と大きく異なります。
また、預けたお金が信託口座などで分別管理されているかどうかによって、事業者の経営状況によるリスクの大きさも変わってきます。
保険であれば、こうした一括での資金拠出や事業者の管理リスクを避けやすいという違いがあります。

公正証書遺言による遺産清算方式との比較

遺産清算方式は、契約時に預託金を預けず、ご逝去後に遺産の中から費用を精算する方法です。
この方法を選ぶ場合、公正証書遺言を作成し、遺言執行者(遺言の内容を実現する役割を担う人)を指定しておく必要があります。
契約時の出費を抑えられる点は保険活用と似ていますが、相続財産が少ない場合には費用の精算が難しくなるリスクがある点が異なります。
保険であれば、相続財産の多寡にかかわらず、契約した保険金額を確保できるという安定性があることが、大きな違いといえるでしょう。

自分に合った組み合わせ方を考えるヒント

ここまで見てきた預託金方式・遺産清算方式・保険活用には、それぞれに一長一短があります。
たとえば、まとまった貯蓄に余裕がある方は預託金方式で確実性を重視する、資産をできるだけ生活費や医療費に残しておきたい方は保険を中心に据える、といったように、ご自身の資産状況や考え方によって適した方法は変わってきます。
また、これらの方法は必ずしも一つに絞る必要はなく、預託金の一部を保険でまかない、残りを遺産から精算するといった組み合わせも可能です。
まずはご自身の資産状況を整理したうえで、無理のない資金計画を考えてみることをおすすめします。

保険を組み合わせる前に確認しておきたいこと

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生命保険や葬儀保険を身元保証サービスの費用に活用する際には、契約前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。
思わぬトラブルを防ぐためにも、事前の準備を丁寧に進めていきましょう。

身元保証会社や専門家への事前相談の重要性

保険を活用した費用準備を検討する場合、身元保証会社や司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナーといった専門家に事前に相談しておくことが大切です。
身元保証会社によっては、保険を活用した支払い方法に対応していない場合や、逆に保険活用を前提としたプランを用意している場合もあります。
身元保証サービスの申し込みから利用開始まで|必要書類と期間の目安も参考にしながら、契約前の段階でどのような支払い方法に対応しているかを確認しておくと、後々の手続きがスムーズになります。

保険会社に確認しておきたい事項(受取人指定の可否など)

保険に加入する際は、保険会社に対して次のような点を確認しておくと安心です。
受取人として指定できる範囲、遺言による受取人変更を取り扱っているかどうか、保険金請求から支払いまでにかかる標準的な期間、そして保険料が将来的に上がる可能性があるかどうかです。
これらは保険会社や商品によって取り扱いが異なるため、契約前にパンフレットや約款を確認するだけでなく、担当者に直接質問しておくことをおすすめします。
疑問点をそのままにせず、納得したうえで契約することが、将来の安心につながります。

家族や関係者への事前共有の大切さ

保険を活用した資金計画を立てる際には、受取人となるご家族や、事後事務を依頼する事業者・専門家に、あらかじめ計画の内容を共有しておくことも欠かせません。
特に遺言による受取人変更を予定している場合、受取人として指定されているご家族がその事情を知らないと、いざというときに混乱が生じる可能性があります。
身元保証人・身元引受人・連帯保証人の違いとは?混同しやすい3つの言葉を整理もあわせてご覧いただき、関わる方々の役割を整理したうえで、事前の話し合いを進めておくとよいでしょう。

まとめ

身元保証サービスの費用は、預託金や初期費用などを含めると決して小さな金額ではありませんが、生命保険や葬儀保険を活用することで、まとまった資金を一度に用意しなくても備えられる可能性が広がります。
受取人指定の壁や保険金支払いまでのタイムラグといった注意点はあるものの、遺言や生命保険信託といった仕組みを組み合わせることで、より確実な資金準備につなげることもできます。
よりねこでは、身元保証サービスやその費用準備の方法についてのご相談を承っております。ご自身に合った備え方を一緒に考えてまいりますので、お気軽にお問い合わせください。

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